田中刑事が首位発進 5年ぶり国体でジャージーは「タンスのにおい」

 「愛知国体・フィギュアスケート成年男子」(28日、ガイシプラザ)

 フィギュアスケート成年男子ショートプログラム(SP)が行われ、田中刑事(岡山)が79・70点で首位発進した。

 「すごく緊張しました」と田中。冒頭のサルコーは、練習状態から4回転を回避し3回転を選択。続くトリプルアクセルは着氷した。後半の3回転フリップ-3回転トーループは着氷が乱れるも首位発進した。

 昨年末の全日本選手権後は「膝の休息と回復で、そんなに激しくはスタートしてない」と、痛めていた箇所のケアに重点を置いたという。「今年は試合数も少ないので貴重な試合。正直、全日本ほど仕上がってはいないけど、練習はしてきているので、その分をこの試合で出し切りたい」と話した。

 五輪も経験したベテランスケーターにとっては5年ぶりの国体の舞台。岡山ジャージーは「タンスのにおいがする」と笑った。

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