渡部暁19勝目、山本3位 W杯複合、荻原健に並ぶ

 【ベルリン共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合男子は24日、フィンランドのラハティで個人第8戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が今季初優勝し、荻原健司に並んで複合日本勢最多の通算19勝目を挙げた。山本涼太(長野日野自動車)も3位に入り、個人種目で初めて表彰台に立った。

 渡部暁は前半飛躍(ヒルサイズ=HS130メートル)を2位で折り返し、後半距離(10キロ)は中盤に抜け出して快勝した。23日の団体スプリントで渡部暁と組んで3位になった山本は飛躍で首位に立ち、距離も粘った。

 渡部善斗(北野建設)は14位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は18位。

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