大橋悠依「今は五輪って言葉を出すのもちょっと難しい」 400個人メドレーV

女子400メートル個人メドレーで優勝した大橋悠依の平泳ぎ=東京辰巳国際水泳場(代表撮影)
女子400メートル個人メドレー決勝、優勝した大橋悠依(右)は笑顔で手を振る(代表撮影)=23日、東京辰巳国際水泳場
女子400メートル個人メドレー決勝、優勝した大橋悠依=東京辰巳国際水泳場(代表撮影)
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 「競泳・北島康介杯」(23日、東京辰巳国際水泳場)

 女子400メートル個人メドレー決勝が行われ、昨年12月の日本選手権を体調不良で欠場した大橋悠依(イトマン東進)は4分37秒22で優勝するも、自身の日本記録から6秒40遅れ「年末年始もいい練習ができたとは言えないので、ぼちぼちかな」と表情を曇らせた。

 疲労などの影響で思うように練習が積めていないと言い「もうちょっと長い距離の練習は必要だなと感じている。でもここからまだ巻き返せないことはない。2、3月が重要と思うので集中してやりたい」と前向き。

 ちょうど半年後に迫る東京五輪に対しては「今は、五輪って言葉を出すのもちょっと難しいくらい世界の状況が大変だと思うけど、アスリートとして1つの目指す場所ではある」と冷静。「自分自身もすごく五輪に対する思いは強いけど、少し余裕を持ってできている。あまり焦らず。自分のペースを考えながら、本当に必要なことを着実にやっていければ」とした。

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