全日本ジュニア女王の松生理乃はSP61・03 初の高校選手権「いつもと違う緊張感」

 「フィギュアスケート・全国高校選手権」(21日、ビッグハット)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、全日本ジュニア女王の松生理乃(16)=愛知・中京大中京=が出場し、61・03点をマークした。

 初めての高校選手権に松生は「個人戦とは違って学校を背負っているのでいつもとは違う緊張感もあった」と苦笑い。この日は3回中2回のジャンプで着氷したが、1回ミスがあったことに「試合の前から調子が上がっていなかった部分があったので、失敗してしまってちょっとやっぱりかと。ノーミスが続いていたので、それが途切れたのが悔しかった」と振り返った。

 2020年は全日本ジュニアで優勝し、全日本選手権で4位、NHK杯で3位に入賞するなど飛躍を遂げた。「去年は初めて出る試合も多かった。今年はその試合で去年の自分を越えられるようにノーミスの演技を続けられるように頑張りたい」と2021年もさらなる高見を目指していく。

 24日のフリーに向けては「もう1回名古屋に帰ってしっかり練習して自信をつけてから帰ってきたい。とりあえずノーミスを目標に頑張る」と意気込みを語った。

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