卓球界悲願の東京五輪金メダルで「1000万円あげます」宮崎強化本部長

 卓球Tリーグのファンイベントが19日、オンラインで行われた。宮崎義仁理事長補佐は東京五輪に向け「複数メダルは間違いない。できれば金メダルを取っていただきたい。(金メダルで)1000万円あげます」と“夢の報奨金”を提示した。

 1000万円は日本卓球協会の報酬規定の金額。強化本部長も務める宮崎氏は「(予算は)2500万円作りました」と明かし、「全ての種目のメダルよりも、一つの金メダルがあったら、という思いがある」と、日本卓球界初の金メダル獲得に期待を込めた。

 17日までの全日本選手権では、新型コロナ感染対策として声出しの自粛など、選手に異例の対応を求めた。宮崎氏は「異様な雰囲気。換気があって、寒くて寒くて仕方ない。1年間で一番の悪環境」と振り返りつつ、「クラスターは発生してないので、安心しております」と総括した。

 イベントに登場した男子シングルス準優勝の森薗政崇(BOBSON)は、全日本選手権では「いろんな対策が功を奏した」とうなずいた。日本エースの張本智和が準々決勝で敗れる波乱もあり、「準備がうまくいかなかったのかな」と考察していた。

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