大栄翔単独トップで折り返し 8日目終え2差つけ平幕単独トップは15日制定着後初

 「大相撲初場所・8日目」(17日、両国国技館)

 優勝争いは平幕大栄翔が自身初のストレート給金で後続に2差をつけ、単独トップで折り返した。大関正代、平幕明瀬山はともに敗れ2敗に後退した。

 大栄翔が輝を下して勝ち越し一番乗りを決めた。立ち合いから今場所初めて押し込まれたが、土俵際で踏みとどまると、相手の突き手を手繰って、回りこんでのとったりで逆転した。

 中日勝ち越しは自身初。「ストレート給金はとても気分がいいもの。攻められてしまったけど、焦らずに対応できたのでよかった」と、ほっとした表情で振り返った。

 薄氷の勝利を挙げた後、結びで正代が敗れ、1敗力士が消滅した。平幕が後続に2差をつけての単独トップで後半戦を迎えるのは、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降初めて。「(今場所は)精神的にも相撲の内容も成長できている。集中して一番一番最後までしっかりと頑張りたい」。後ろは振り返らず、千秋楽まで突っ走る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス