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涙の復活V石川佳純「もう無理じゃないかと思ったし、言われた」“限界説”払しょく

女子シングルスを制し、涙を流す石川佳純=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・高部洋祐)
優勝し、涙ながらにスピーチする石川佳純=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・北村雅宏)
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 「卓球・全日本選手権」(17日、丸善インテックアリーナ大阪)

 女子シングルス決勝が行われ、ともに東京五輪代表の石川佳純(27)=全農=と伊藤美誠(20)=スターツ=が対戦。石川が1-3と後がなくなってから4-3と逆転勝ちし、16年大会以来5年ぶり5度目の優勝を果たした。日本女子を長年支えてきた第一人者は五輪イヤーに復権を果たし、両手を突き上げて涙を浮かべた。

 「まだまだやれる。まだまだやりたい」

 “限界説”を払しょくする復活Vだった。近年は20歳の伊藤、平野美宇、早田ひならが台頭しており、日本一を争う舞台でも存在感が薄れていた石川。トップ戦線のプレースタイルも高速化しており、「もう無理なんじゃないかと思ったし、周りから(石川は無理だと)言われることもいっぱいあった」と吐露したが、「でも、そうじゃないんだと卓球が教えてくれたし、いろんな人が信じてくれた」と涙を浮かべた。

 東京五輪代表レースを争う上でも、国際大会で勝てず崖っぷちで苦しむ日々もあった。「プレースタイルや年齢で、マイナスに考えてしまうこともあって、直接(限界だと)周りに言われて落ち込むこともあったが、そのたびにコーチや家族から『全然やれるよ』『もっと自分の可能性を信じて』と言われて、そうだよなと」。自分と向き合えるコロナ禍の自粛期間もうまく作用したといい、「最近は楽しんでやれている。やりたいようにやればいい」と吹っ切れたことを明かした。

 1年延期となった東京五輪開催は今もって危ぶまれているが、「卓球を20年やってきて、私にとって東京五輪は最高の舞台。すごく出たいし、あると信じている。私は頑張り続けるしかない」と思いを語った。

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