張本智和が8強で敗れる波乱 及川瑞基に1-4 先手奪えずラリーも劣勢

 及川瑞基(奥)に敗れ、足早に引き揚げる張本智和(撮影・北村雅宏)
 ボールを打ち返す張本智和(撮影・北村雅宏)
解説ブースに座る福原愛さん=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・北村雅宏)
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 「卓球・全日本選手権」(16日、丸善インテックアリーナ大阪)

 男子シングルス準々決勝が行われ、東京五輪代表の張本智和(17)=木下グループ=は、及川瑞基(23)=木下グループ=に1-4で敗れた。3年ぶりの日本一を狙ったが、8強で散った。

 張本は序盤から先手を奪えず、ラリーでも劣勢を強いられた。3ゲーム続けて失い後がなくなると、第4ゲームこそ取ったものの、最後はサーブレシーブがネットにかかってしまい、静かな幕切れとなった。

 新型コロナウイルス感染対策下の今大会は、優勝候補の戸上隼輔(19)=明大=がチームメートに感染者が出たため、濃厚接触の疑いがあることから棄権。前回王者の宇田幸矢(19)=明大=も初戦で敗退するなど、波乱の展開となっている。

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