伊藤美誠、完勝で4強 準決勝は盟友・早田ひなと再戦「ワクワク、楽しみ」

カットボールを打つ伊藤美誠=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・北村雅宏)
鋭くボールに反応する伊藤美誠=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・北村雅宏)
鋭いボールを打ち返す伊藤美誠=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・北村雅宏)
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 「卓球・全日本選手権」(16日、丸善インテックアリーナ大阪)

 女子シングルス準々決勝が行われ、東京五輪代表で2年ぶりの優勝を狙う伊藤美誠(20)=スターツ=が、19年世界ジュニア女王の長崎美柚(18)=エリートアカデミー=に4-0(11-8、13-11、11-9、11-4)でストレート勝ちし、17日の準決勝に進出した。

 緩急あるプレーで、強打が武器の長崎を圧倒した。4強入りを果たし「コースやスピード、緩急とかすごく細かい所をずらしながら考えた。私が下がる以外は強打されることはなかった」とうなずいた。

 次戦は前回大会の準決勝で敗れた早田ひな(日本生命)。ダブルスを組む盟友との再戦に「ワクワクです。めちゃめちゃ楽しみです」と胸を躍らせ、「早田選手はボールの質が高くてラリーが続く。1本でも多く返せるように、私もいいボールを出せたら」と意気込んだ。

 今大会は初日の15日、16日ともに午前から試合があり、1日の睡眠時間は6~7時間だった。この日はもう試合がないため、「たくさん寝たい。10時間寝たら元気もりもりなので、10時間は寝たいです」と盟友との再戦に準備万端で挑みいく。

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