来年開幕ラグビー新リーグ3部制採用 1部12、2部7、3部6の計25チーム参加

 日本ラグビー協会は15日、オンラインで会見し、現行のトップリーグ(TL)に代わり、2022年1月の開幕を目指す新リーグの概要を発表した。会見には同協会・岩渕健輔専務理事(45)、新リーグ法人準備室の谷口真由美室長(45)が出席。25チームが参加する新リーグでは3部制が採用され、最上位の1部が12チーム、2部が7チーム、3部が6チームという振り分けが決定。TL16チームに下部のトップチャレンジリーグ9チームを加えた計25チームが参加する。1~3部への振り分けは今季のTL終了後の6月に決まる見込みだ。

 新リーグの最上位となる1部は、TLの16チームより4チーム減の12チームとなった。谷口室長は「日本代表強化の礎として均衡した試合を増やす必要がある」と説明した。

 大会運営方式はまず12チームを6チームずつ2組に分配。ホスト(ホーム)&ビジター(アウェー)6チーム総当たり2回戦(各チーム10試合)と、別の組との交流戦(同6試合)も行う。期間は1月に開幕し5月までの21週。各チーム16試合戦い、勝ち点で順位を決める。

 上位チームは他国のクラブと対戦するクロスボーダーマッチの出場権を得る。岩渕専務理事は「新リーグが世界最高峰のリーグを目指すため、チャレンジしたい」と南半球などの強豪と対戦を計画している。

 2、3部も2回戦総当たりで開催。2部上位4チームが1部と、下位3チームが3部と入れ替え戦を行う。

 1部から3部までのチーム振り分けは、6月に発表する方針。コロナ禍で開幕延期となった今季のTLの成績を参考に、本拠地の地域、スタジアムなど事業運営力を審査した評価をもとに決定する。

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