ビーチ国際大会キャンセル漏れで役員3人の処分発表、日本バレーボール協会

 日本バレーボール協会は14日、オンラインで理事会を開催した。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、東京五輪開催への不安がより一層高まる中、嶋岡健治会長(71)は「21年にオリンピックが開催されるという目標に向かって努力をしていくということで協会全体で意思の統一を図っている。(開催を信じて)最大限の努力をして準備をしたい」と強調。入国制限などを踏まえて今後の強化スケジュールは未定としたが「いろんなところに情報を聞きながら進めていくように頑張りたい」と話した。

 昨年12月に発覚した、ビーチバレー国際大会のキャンセル手続きが期限までに行われず、繰り上がるはずのペアが出場できなかった問題に関わった役員3人への処分を承認したと発表。嶋岡会長は「日々競技に全力を尽くしている選手の方々に対する努力や信頼を裏切ることとなり、選手はもとより関係者の皆さまに深くおわびを申し上げたい。エントリーの工程を見直し、再発防止に向け頑張っていきたい」と述べた。

 処分については、鍛冶良則事務局長を厳重注意とし、鳥羽賢二ハイパフォーマンス事業本部長と小田勝美同副部長兼ハイパフォーマンス推進部ビーチバレーボール強化部長に対してけん責処分がそれぞれ下された。役職は20年1月1日時点のもの。

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