日本卓球協会は13日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターに勤務する職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同施設は日本代表やエリートアカデミーの強化拠点だが濃厚接触者はおらず、念のために選手ら約10人がPCR検査を受け全員の陰性が確認された。卓球練習場は一時閉鎖し、消毒後に再開する。
この日大阪府に緊急事態宣言が発令されたが、大阪市内で開催されている全日本選手権には感染対策を徹底しながら予定通り17日まで大会を行う。日本協会の星野一朗専務理事は「大阪でも宣言が出ることは想定していた。感染予防を改めて周知したい」と話した。