卓球サラブレッド・張本梓恩が全日本ほろ苦デビュー 母は福原愛の元コーチ

 「卓球・全日本選手権」(11日、丸善インテックアリーナ大阪)

 開会式と男女ジュニアのシングルス1回戦が行われた。今大会はコロナ禍のため無観客での開催。競技は男女、混合ダブルスを除外し、男女と男女ジュニアのシングルスのみが行われる。

 ジュニア女子で今大会最年少出場となる小学5年の張本梓恩(しおん、10)=Y・Y卓球クラブ=が、1回戦で田中梨々花(武蔵野中高)に0-3で敗れた。悔しさをにじませながらも「負けたけど、参加できてよかった」と前向きに語った。

 張本は、五輪2大会連続メダリストの福原愛のコーチを務めた張莉梓さんを母、Tリーグ・琉球で監督を務める張一博さんを父に持つサラブレッド。一博さんは「僕と妻の緊張感も伝わったのかも。ノビノビといかせたいが、私が厳しくなってしまって」と苦笑いした。

 将来は「五輪で金メダルを獲りたい」と目標を掲げた張本。父は「サポートできるように頑張りたい」と共闘を誓った。

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