早大は決勝史上最多失点で連覇逃す FB河瀬「頭が真っ白になった」
「ラグビー・全国大学選手権・決勝、天理大55-28早大」(11日、国立競技場)
早大(関東対抗戦2位)は決勝史上最多失点となる55失点で、27点差をつけられ2007、08年度以来の連覇を逃した。前後半4トライずつを奪われ計8トライを許した。相良南海夫監督は「想定したより天理大の力があった」と認めるしかなかった。
FB河瀬諒介(3年)は後半に自らトライで反撃に出たが及ばず完敗。ノーサイドの瞬間に崩れ落ち「頭が真っ白になった」と振り返った。
それでも、試合後には河瀬らしいハキハキした口調で取材に応じ、「4年生には感謝しかない」と語った。「この悔しさを糧にしてどれだけ目の色を変えてできるか」とすでに王座奪還へ来シーズンを見据えた。