かど番の朝乃山 右肩の状態は「崖っぷちなので痛いとか言ってられない」
「大相撲初場所」(10日初日、両国国技館)
初のかど番となる大関朝乃山(26)=高砂=が9日、電話取材に応じ、今場所から締め込みを紫から黒色に変更したことを明かした。「年も変わって気持ちも新たに」と新年、逆襲の思いを込めた。
新たな師匠、高砂親方(元関脇朝赤龍)とともに一丸。「自分だけでなく高砂一人一人が持ち味を発揮できれば」と力を込めた。
先場所、右肩負傷で初の休場。患部にはもう不安はない。初日、大栄翔(追手風)、2日目に北勝富士(八角)と対戦も決まった。
「(大栄翔は)同級生だし、しっかりと初日から白星を挙げたい。(右肩は)崖っぷちなので痛いとか言ってられない」と話した。
故郷富山は大雪に見舞われている。「雪は相当ひどいので心配。元気な相撲をとどけたい。一番は地元に元気な姿を見せたい」と、気合を入れた。