瀬戸大也が2・4復帰へ 競泳男子「不倫問題」で活動停止処分

 競泳男子で、不倫問題で2020年の年末まで活動停止処分を受けていた瀬戸大也(26)が、2月4日に開幕するジャパンオープン(東京アクアティクスセンター)にエントリーしたことが8日、関係者の話で分かった。出場すれば、20年9月の埼玉屋外AG大会以来約5カ月ぶりの実戦。五輪本番でも使用される会場で復帰戦に挑む。

 東京五輪へ向け瀬戸が再出発を切る。復帰戦に選んだのは、コロナ禍のため20年6月から21年2月に延期されたジャパンオープン。200メートル、400メートル個人メドレーと、200メートルバタフライの3種目にエントリーした。

 瀬戸は20年9月に不倫問題を報じられると、これを認めて謝罪。10月には日本水連から年内活動停止処分を受けた。出場を予定していた10月の日本短水路選手権、国際リーグ(ISL、ブダペスト)、12月の日本選手権は欠場。一般利用なども使いながら、個人練習を継続してきた。

 初レースは初日(2月4日)の400メートル個人メドレー。出場すれば144日ぶりとなる。ANAとの所属契約は解除となっており、所属先は調整中だ。

 瀬戸は19年世界選手権で個人メドレー2冠を果たし、2種目で東京五輪代表に内定。同大会銀メダルだった200メートルバタフライは、4月の日本選手権(東京アクアティクスセンター)で代表権獲得を目指す種目だ。得意の3種目で再起を図る。

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