鶴竜休場、春場所で復活か引退か 陸奥親方「もう次はない」

 「大相撲初場所」(10日初日、両国国技館)

 鶴竜が初場所も休場することが決まった。先場所後に、横綱審議委員会から史上初の「注意」決議を受け、進退をかけ、出場を目指していたが腰の状態が悪く断念。自身ワースト4場所連続休場となり、進退はさらに追い込まれた。

 前日、師匠の陸奥親方(元大関霧島)は弟子の出場意向を明かしていた。だが前夜、本人から電話があり持病の腰痛を訴え、一転、休場を申し出た。この日、電話対応した親方は「腰があんまり良くないと、それと準備不足」と説明した。

 次の春場所(3月14日初日、エディオンアリーナ大阪)に休場の選択肢はなく、復活か引退だ。親方は「もう次はないよ」と厳命。本人も「来場所、引退をかけて、一日でも早く稽古できる体をつくって頑張ります」と応じたという。

 鶴竜はこの日も都内の部屋で稽古し、じっくり体を鍛えた。背水の覚悟で再起を懸ける。

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