ラグビーTL 開幕へ東芝・小川“暗い日本”で「元気を出してもらいたい」
ラグビー・トップリーグ(TL)東芝のトッド・ブラックアダーヘッドコーチ(HC、49)と共同主将のSH小川高廣(29)、フランカー徳永祥尭(28)が8日、開幕へ向けてオンライン取材に応じた。
開幕戦は有観客での実施方針が正式に発表され、東京・国立競技場でNTTコミュニケーションズとの初戦に臨む東芝。トッド・ブラックアダーHCは「コロナの状況の中でも試合ができることは、うれしい」と実施することに感謝し「ファンにとってわくわくした時間が訪れるようにしたい」と誓った。
共同主将の小川は「日本が暗くなる中、少しでも試合を楽しんで元気を出してもらいたい」と緊急事態宣言下でラグビーをする意義を語った。昨季はコロナ禍の影響も受けて、6節を終えてリーグ中止となった。徳永は「チームの中から感染者を出さないようにしたい。試合が中止にならないような取り組みをしたい」と選手も一丸となって万全の対策をとる。
コロナ禍でもここまでの調整は順調だ。「プレシーズンでは、みんないいプレーをしている」と徳永。東芝らしい果敢なプレーで開幕を盛り上げる。