横綱鶴竜は初場所を休場 4場所連続、一層苦境に

 大相撲の西横綱鶴竜(35)=モンゴル出身、陸奥部屋=が腰の不調で、初場所(10日初日)を休場することが8日、決まった。師匠の陸奥親方(元大関霧島)が報道陣の電話取材で明らかにした。春場所(3月14日初日)に進退を懸ける厳しい立場に追い込まれた。

 休場は4場所連続で、横綱在位40場所のうち18度目。陸奥親方によると、7日夜に鶴竜から休場したい旨の連絡を受けた。

 昨年11月場所後、休場の多さから横綱審議委員会に引退勧告に次いで重い「注意」を決議された。同親方は「本人も『来場所引退を懸け一日でも早く稽古できる体をつくって頑張ります』ということだった」と述べた。

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