監督も、選手も箱根駅伝開催そのものに感謝「大会がなかったら…」中継は応援自粛呼びかけ
「箱根駅伝・復路」(3日、神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
新型コロナウイルスの影響で、開催や、運営にさまざまな難しさが懸念されていた中、第97回大会が終了した。優勝した駒大の大八木監督をはじめ、選手・関係者からは大会を開催できたことそのものに感謝する声が多くあった。
大八木監督は、優勝インタビューで「開催していただいて、本当に感謝しております。御礼申し上げます。この大会がなかったら子供たちも目標がなかったと思う。うれしく思います」と述べた。
日本テレビ系では区間賞を獲得した選手を中心に、レース中にフラッシュインタビューが放送されるが、ここでも大会開催への思いや、感謝する声を述べてから、レースを振り返るシーンが見受けられた。
最も懸念される新型コロナウイルスの感染拡大に対しては、中継所やスタート・ゴール地点での規制など措置が取られた。テレビ中継では、一定区間継続して「沿道での観戦はお控え下さい」と表示し、アナウンサーも観戦自粛を呼びかけるなどの告知が行われていた。