駒大 6区・花崎が区間賞で猛追!2位浮上「自分でもびっくり」
「箱根駅伝・復路」(3日、神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
山下りの6区は3位で復路を出発し、今季2冠を目指す駒大の花崎悠紀(3年)が2位に追い上げ、57分36秒で区間賞を獲得した。
1位の創価大と2分21秒差でスタートした花崎は2位の東洋大を抜き去るとそのままスピードをアップ。逃げる創価大と1分8秒差まで詰めて7区にたすきを託した。
区間記録まであと19秒に迫る快走となった。過去に57分台で6区を完走したのは花崎含めて3人。いずれも4年生だったため、最年少で好タイムをたたき出した。花崎は日本テレビによる中継でのテレビインタビューで「特に考えていなくて、素直にうれしいけど、自分でもびっくりしています」と驚きながらも笑顔を見せた。
復路は4年生がエントリーされておらず、下級生の出走が続くが「走力的でも4年生と変わらないので、後半の選手もしっかり走って総合優勝してくれると思います」。大学三大駅伝最多の22勝を誇る古豪が、逆転優勝に向けて好発進した。