B1広島が13連敗 新型コロナ禍で苦境 朝山主将「勝ちに飢えている」
「バスケットボールB1、秋田72-70広島」(2日、エフピコアリーナふくやま)
西地区最下位の広島は70-72で秋田に敗れ、連敗は13に伸びた。
第1クオーターで5点リードも第3クオーターを終えて54-54の同点に。最終クオーターで振り切られた。
昨年末にクラブ内で9人のコロナ感染者が出て、1月1日に広島市からクラスター発生を認定された広島。それでも会場には852人の観客が訪れ、PCR検査で陰性判定を受けたスタッフ(濃厚接触者は除く)が試合運営に当たった。
しかし、コロナ禍の苦境の中、選手の奮闘も及ばず、連敗を止められなかった。昨年11月11日の京都戦を最後に白星から見放され、今季成績は4勝22敗となった。
堀田剛司監督は「直していかないといけないところが多々あり、ターンオーバーの数が21。ミスにつながっている部分がある。相手にオフェンスリバウンドを取られる場面が多かった」と指摘。朝山正悟主将は「新年最初の試合、連敗が続いている中で勝たなければならない内容の試合だった。(接戦を落とした)最後のところも含め、悔やまれる試合だった。勝ちに飢えている」とコメントした。