ウィザーズ八村塁、復帰戦17得点 スリー2本、鮮やかアシストも開幕5連敗

 「NBA、ウィザーズ130-133ブルズ」(12月31日、ワシントン)

 流行性角結膜炎のため、開幕4試合を欠場していたウィザーズの八村塁が戦列復帰。今季初試合はスタメンで25分間プレーし、17得点、5リバウンド、3アシストをマークした。チームは敗れて開幕5連敗を喫した。

 八村は開始41秒でいきなり3点シュートを成功させ、チームに初得点をもたらすと、同2分にもトップ右から長距離砲をさく裂させた。その後も速攻からドライブでファウルを受けながらレイアップを決め、3点プレーを完成させるなど、第1クォーター(Q)わずか5分間で10得点をマークした。

 第2Qは7分半プレーし、ミドルシュートとフリースロー3本を沈めて5得点。左ローポストから相手ディフェンスを引き付けてゴール下のブライアントに鮮やかなバックビハインドパスを出してアシストを記録。地元実況は「コンニチワ!ルイ!」と絶叫した。

 八村にとっては12月13日のネッツとのプレシーズンゲーム以来の実戦。試合前からプレー時間は制限されることが決まっており、この日は約25分プレー。第3Qは2得点だった。第4Qは113-116の場面から途中出場。1点ビハインドの残り6秒に再び、コートに立った。最終Qは得点を挙げられなかったが、貢献度を表す指標はチーム最多の+13だった。

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