紀平梨花「10点ぐらいはもっと高い点数を」圧巻連覇も…“伸びしろ”自覚

女子フリー、キスアンドクライでガッツポーズする紀平梨花(代表撮影)
女子で優勝した紀平梨花のフリー(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(27日、ビッグハット)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)トップの紀平梨花(トヨタ自動車)が154・90点、合計234・24点で連覇を達成した。冒頭、4回転サルコーに成功し、安藤美姫以来となる日本女子選手2人目の公式戦での4回転ジャンプ成功者となった。演技後の取材では、さらに得点を約10点伸ばせる余地があることに紀平自身が言及した。

 演技終了後から笑顔をはじけさせた紀平。ただ、フリーの演技を総括すると、「今回4回転が跳べたのはすごい良かったんですけど…」と反省点もあると明かした。今回のプログラムそのものの難易度が高いことや、体力面の課題などを挙げつつ、「完全な構成でもありませんし、ルッツもまだ痛みがあって入れていないので」と、伸びしろがあるとした。

 今後へ向けて、それぞれの要素で質の高いジャンプにしていくとし、「10点ぐらいはもっともっと高い点数を出せるように。今回の反省点を沢山練習して」と意欲的だった。

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