フィギュアスケートの全日本選手権の公式練習が26日、試合会場の長野市ビッグハットで行われ、同日午後にフリーを迎える男子はショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)や2位の鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)、3位の宇野昌磨(トヨタ自動車)らが調整した。
5年ぶりの頂点を狙う羽生はフリーの新演目となる大河ドラマ「天と地と」の曲をかけ、4回転ジャンプはループなど3種類を計4度全て決めて好調ぶりをアピールした。初優勝を目指す鍵山は、得点源のサルコーとトーループの4回転が安定。5連覇へ巻き返しを期す宇野は4回転の精度にばらつきがあった。