テレ東、柔道の中継途中で終了し謝罪「実績を踏まえて、試合時間を想定しましたが…」
テレビ東京は13日、東京・講道館で行われた柔道・男子66キロ級東京五輪代表決定戦・丸山城志郎-阿部一二三戦の生中継が、試合途中で打ち切りとなったことについて謝罪した。
同局広報部はデイリースポーツの取材に対し「これまでの柔道中継の実績を踏まえて、試合時間を想定しましたが、放送時間を超える大熱戦となり、試合終了まで放送することができませんでした。視聴者の皆さまには大変申し訳ありませんでした」とした。
この日の対戦は、日本柔道史上初めてとなったワンマッチでの五輪代表決定戦、丸山城志郎と阿部一二三との戦いは延長戦にもつれ込む死闘となった。
4分の本戦で決着つかず、延長へ。そして延長16分過ぎに放送終了時刻の午後5時15分を迎え、実況アナウンサーが「大変、申し訳ありません。我々の想像をはるかに超える死闘となっています」と伝え、まさかの打ち切りの事態となった。試合はインターネット配信などで中継が継続された。
戦いは24分超の死闘の末、最後は阿部が競り勝ち、東京五輪切符をつかんだ。