鶴竜「思うようにはいかないのが現実」 もどかしい現状吐露…横審から注意決議受け

 3場所連続で休場している大相撲の横綱鶴竜(35)=陸奥=が8日、先場所後の横綱審議委員会(横審)で「引退勧告」の次に重い「注意」決議を受けた後、初めて取材に応じた。厳しい状況の中、「自分のやることに集中」と語った。

 横審は初場所(来年1月10日初日、東京・両国国技館)への出場を求め、師匠の陸奥親方(元大関霧島)は次に出場した場所に進退を懸ける意向を示してきた。鶴竜も後がないことは自覚。「気にしないように目の前の相撲に集中してやることが大事。休場(が続いている)とか考えても仕方がない。マイナスになるだけ」と、腹をくくって再起を目指す決意を口にした。

 この日は都内の部屋で稽古。18日から始まる合同稽古も視野に入れた。今年は年5場所で皆勤は3月の春場所だけという苦しい1年だった。「最近ずっとこういう(苦しむ)感じ。一ついいことがあればまた…。思うようにはいかないのが現実」と、もどかしい現状を吐露した。

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