空手の全日本選手権(13日、日本武道館)へ向けたオンライン会見が7日、江東区の日本空手道会館で行われ、東京五輪代表に内定している出場選手が出席した。
女子61キロ超級の植草歩(JAL)は「テーマは初心に返って優勝」と拳を握った。組手は防具「メンホー」の使用と口元シールドの着用が義務づけられている。防具によって相手との距離感が変わるといい「意識して練習した」。またシールドで「息が上がらないようにトレーニングも取り組んできた」と言う。19年大会は決勝で逆転負け。「今のままじゃダメだと考えさせてくれた。大きな変化を得られる大会に」と雪辱を誓った。