塩浦慎理“せめて50mだけでも”で優勝「自由形短距離を引っ張ってきた自負がある」

 「競泳・日本選手権」(6日、東京アクアティクスセンター)

 男子50メートル自由形決勝が行われ、16年リオデジャネイロ五輪代表の塩浦慎理(29)=イトマン東進=が21秒96で優勝した。

 3日の100メートルでは26位でまさかの予選落ち。雪辱を果たす勝利に「長年、自由形短距離を引っ張ってきた自負もある。せめて50だけでもと思って今日は頑張った」と振り返った。

 10月、11月には国際リーグ(ISL)に参戦。新型コロナの影響で東京五輪が1年延期となり「半年くらい緩んでいた」とモチベーションが低下していたが、ISLで「トップスイマーたちを横で見て一緒に泳いで、そろそろ本気で泳がないとと。もっと速く泳ぎたいと思った」とスイッチを入れ直した。

 この日の決勝タイムには「21秒で終われたのは些細な差だけど、気分的には違うので良かった」と満足の表情。塩浦は「ようやく気持ちの面で整った。あと4カ月あったら良いトレーニングができる」とさらなる成長を誓った。

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