望月絹子が涙の初V「勝つことだけを意識した」女子400メートル自由形
「競泳・日本選手権」(3日、東京アクアティクスセンター)
女子400メートル自由形決勝が行われ、望月絹子(神奈川大)が4分8秒43の自己ベストで初優勝を果たした。
予選をトップ通過すると決勝レースでも2位以下に1秒以上の差をつけてフィニッシュ。望月は「勝つことだけを意識してやってきたので、優勝することができてすごくうれしい」とうれし涙を見せた。
東京五輪の派遣標準記録には届かなかったが、「この試合に(ピークを)合わせていない中でもベストを出せた」と納得の表情でレースを振り返った望月。来年4月に行われる東京五輪代表選考会に向け「今日みたいに結果が出るというのは100パーセント言えないけど、とにかく勝ち癖をつけて本番で勝って代表権を取りたい」とさらに闘志を燃やした。