新型コロナウイルス感染で来夏に延期された東京五輪・パラリンピックを巡り、選手村に滞在する選手らへのウイルス定期検査を原則96~120時間(4~5日)の間隔で実施する方向であることが1日、複数の関係者への取材で分かった。政府は東京大会のコロナ対策を検討する調整会議の第6回会合を2日に首相官邸で開催し、検査や出入国の仕組み、感染対策を盛り込んだ中間整理をまとめる。来年7月までの行程表も示す。
政府、大会組織委員会、東京都は中間整理を踏まえ、1千億円程度と見込まれるコロナ対策費と約2千億円と試算される延期に伴う追加経費の負担割合を決める。