錦島親方が高砂部屋を継承、外国出身では初 12月定年の高砂親方と年寄名称交換
日本相撲協会は26日、理事会を開き、12月9日に65歳定年を迎える高砂親方(元大関朝潮)とモンゴル出身で同部屋付きの錦島親方(39)=元関脇朝赤龍=が年寄名跡を交換することを承認した。錦島親方が第8代高砂として部屋を継承する。
高砂部屋は明治初期から続く屈指の名門で、外国出身では初めての師匠。第7代高砂親方は錦島親方として再雇用制度を使い、参与として協会に残る。
千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)と常盤山親方(元関脇舛田山)が年寄名跡を交換。同日付で千賀ノ浦部屋は常盤山部屋に変更することも承認された。11月場所で優勝した大関貴景勝、関脇隆の勝ら旧千賀ノ浦部屋の力士は常盤山部屋所属となった。