大相撲初場所5300席で開催 感染状況悪化なら中止も 芝田山部長「可能性はある」

 日本相撲協会は26日、理事会を開き、大相撲初場所(来年1月10日初日、東京・両国国技館)前後の日程を発表した。

 11月場所前から再開された、他部屋の力士との合同稽古は12月18~23日まで両国国技館内の相撲教習所で行う。協会の仕事納めは12月25日、仕事始めは来年1月4日。年明けに例年、明治神宮で行う横綱奉納土俵入りは中止となる見通し。

 また初場所の開催方法及び、入場券販売方法も発表した。新型コロナ感染予防のため、先場所まで上限5200席としてきたが、5300席に増やす。

 たまり席の4列目以降を1席空けて使用し、一般販売する。

 入場券はチケット大相撲WEB以外にも各プレイガイド、コンビニでも販売する。先行抽選は11月28日から、一般販売は12月5日から始まる。

 協会広報部の芝田山部長(元横綱大乃国)が電話取材に応じ、初場所開催に関しては「(感染の)状況を見ながら、判断していかないといけない」と話した。感染悪化などの状況となれば、理事会を招集し、開催方法に関し、協議していく。同部長は「万が一、(中止となった)5月場所みたいになる可能性はある」と危機感を強めた。

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