白鵬への「注意決議」に宮城野親方「師弟共に真摯に受け止めました」

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)からの「注意」決議を受け、24日、横綱白鵬(35)=宮城野=の師匠・宮城野親方(元前頭竹葉山)が協会広報部を通じ、コメントを出した。

 「横綱審議委員会のこの度の決議を受け、横綱としての責任を果たすべく、師弟共に真摯(しんし)に受け止めました」と文書で回答した。

 横審は23日の定例会で3場所連続休場した白鵬と鶴竜(35)=陸奥=の両横綱に対し、成績不振では最も重い「注意」を決議した。横審は横綱に対して「激励」「注意」「引退勧告」の順に3段階の勧告をする内規がある。

 横審の矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は「期待に反して2人とも2場所連続で休場した。近年の状況について議論し、内規に従って注意の措置を取ることを決議した。第一人者の自覚を持ち、行動によって示してほしい。来場所、覚悟を決めて備えてもらいたい」と、来場所、進退を懸けて出場することを求めた。

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