貴景勝、新婚Vだった!場所前に入籍「喜んでくれたと思う」 嫁取りの次は横綱挑む

 大相撲11月場所(22日千秋楽、東京・両国国技館)で2年ぶり2度目の優勝を果たした大関貴景勝(24)=千賀ノ浦=が23日、都内の部屋からオンラインで会見し、婚約していた元大関北天佑(故人)の次女、千葉有希奈さん(28)と11月場所前に結婚したことを明かした。けじめの場所で新婚Vを新妻に贈った頼れる一家の大黒柱。21年初場所(1月10日初日、両国国技館)で初の綱とりも愛のパワーで挑む。

 婚約者への思いを問われ、貴景勝は自ら切り出した。「私事ですけど場所前に入籍しまして…」。8月末に婚約を発表した有希奈さんと「純粋に一緒に頑張っていきたいと思った」と11月場所前に結婚。けじめをつけ、新婚場所に臨んでいた。

 2年ぶりV2は2人の愛の結晶。「喜んでくれたと思う。これからもいいことばかりじゃないので、悪い時もあるし、それでも踏ん張っていけたらなと思う」と、今後も夫婦で歩んでいく決意だ。

 食事面など全力でサポートしてくれた。応えるのが夫。「土俵に上がるのは1人なので、それを生かすも殺すも自分」と新妻への感謝を胸に“一人大関”の土俵を戦い抜いた。

 来年初場所で初の綱とりに挑む。身長175センチと大きな体ではない。突き押し一本で横綱は難しいとの声もある。「目指す価値はすごいある。無理って言われているのをやり遂げた時の充実感は代えられない。押し相撲の魅力を伝えたい。今から四つ相撲を覚えられない。押し相撲を鍛えることしかできない。期待する人に応えていきたい」と困難だからこそ負けん気は燃える。

 初場所で白鵬、鶴竜の両横綱、朝乃山、正代の2大関が復帰した中で真価も問われる。「(横綱、大関戦を)15日間の1日と思っていたら負ける。きょうで最後、やり切らないとあしたは出場できない気持ちでやれれば」と、早や勝負の場所を見据えた。

 激闘を終え、つかの間の休息。「お風呂にゆっくり漬かりたい」と、笑みを浮かべた。

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