本田ルーカス剛史が初Vで涙「気持ちがこみあげてきた」 フィギュア・全日本ジュニア

 ジュニア男子で優勝した本田ルーカス剛史のフリーの演技=フラット八戸(代表撮影)
ジュニア男子で優勝した本田ルーカス剛史のフリーの演技=フラット八戸(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権」(23日、フラット八戸)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の本田ルーカス剛史(18)=木下アカデミー=が129・13点をマークし、合計209・48点で初優勝した。SP5位の三浦佳生(かお・15)=KOSE新横浜プリンスFSC=は合計207・71点で2位。3位は三宅星南(18)=関大=の203・53点だった。

 最終滑走で迎えたフリーは全体3位だったが、合計点はトップ。キスアンドクライで得点を知り、涙があふれた。「とにかくうれしい。あまり普段は涙することはないんですけど、結構気持ちがこみ上げてきて、うれしかった」。股関節痛で本格的に練習ができたのは10日前だったが、優勝につなげた。

 来年3月の世界ジュニア選手権の出場権も手に入れた。「全日本ジュニアのチャンピオンの名に恥じないように準備したい。4回転がとべたら入れたい。今1番近いのはトーループ」と、さらなる成長を誓った。

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