ソフトボール・藤田倭、東京五輪代表入りへ「“二刀流”をしっかりアピールしていく」

 東京五輪で金メダル獲得が期待されるソフトボール女子の日本代表が20日、オンライン取材に応じた。投手と打者の二つの顔を持つ藤田倭(やまと・29)=太陽誘電=は、五輪代表入りに向け「武器である“二刀流”をしっかりアピールしていく」と意気込んだ。

 東京五輪の延期は「やってきたことをまた積み重ねるチャンス」。コロナ禍でリーグ戦も前半戦は中止となったが、「ピッチングとバッティングで分けてやってたのが、1日使えるようになった。ピッチングをする時間がすごくできた」。今まで以上に集中した練習で、腕を磨いた。

 東京五輪に出場できるのは15人だ。代表入りに向け、投手と打者、どちらに重きを置くのか聞かれると「どっちがメインはあまりない。両方ともいいバランスでできるのが自分。いいバランスで作り上げていく」。“二刀流”として、攻守ともに磨くと誓った。

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