阪神ファンの序二段・朝阪神“自滅”で敗れ3勝3敗「足が出ていない証拠」と猛省

 「大相撲11月場所・12日目」(19日、両国国技館)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする東序二段38枚目の朝阪神(20)=高砂=が悔しい自滅で連勝が止まり、3勝3敗となった。

 立ち合いから圧力をかけ、一気に相手を土俵際に追い込んだ。あと一押しのところで、足が出ず、体勢を崩して左膝を付いてしまった。

 「自分でもちょっとビックリ。何か自然と(体が)下がって…。(膝が)入ったのか分からない」と、苦笑いしかなかった。

 それでも土俵際の詰めはずっと課題にしてきたこと。「足が出ていない証拠。どっかで緩んだ」と猛省した。

 大阪府泉大津市出身で幼少期よりプロ野球・阪神の大ファン。18年春場所、朝塩本から改名したが三段目へ向け足踏みが続く。先場所も自己最高位の西序二段15枚目で白星発進後、4連敗を喫し3勝4敗で終えた。

 今場所、最後の七番相撲に勝ち越しを懸ける。「最後の一番に勝ってチャンスを続けられるように」。勝ち越して来年初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)で好成績を残し、地元大阪での春場所は三段目として臨むことが目標だ。

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