大鵬の孫・納谷が5勝目 新十両「確実と思う」父・貴闘力と親子三代関取へ

 貴源治(下)を寄り倒しで破った納谷(撮影・棚橋慶太)
 貴源治を寄り倒しで破り、5勝目を挙げた納谷(撮影・中田匡峻)
 貴源治(中央)を寄り倒しで破る納谷(右)。左は宇良(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲11月場所・11日目」(18日、両国国技館)

 “昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の三男・西幕下筆頭の納谷(20)=大嶽=が十両貴源治(千賀ノ浦)を寄り倒しで破り、5勝目(1敗)を挙げ来年初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)で新十両昇進を決定的にした。

 踏み込みから力強い突き押しで攻め切った。手も足も出て圧倒。組まれそうになったが、振り切って前進。最後は組み止めて、体ごと相手を倒した。

 「捕まりかけたけど嫌って前に出続けた。気持ちと体が一緒に動いた。きょう勝ってほぼ(新十両が)確実と思う。攻め続ければ負けると思っていない。攻めには自信があるので」と胸を張った。

 18年秋場所で幕下昇進後、13場所目。何度も跳ね返された“親子三代関取”がやっとかなう。「自分の相撲を取れば通用する」と、強気に挑戦する。

 十両土俵で大銀杏(おおいちょう)を結って臨むのはこの日、3度目で3連勝。「結ってもらっている時に気合が入ります。新鮮な気持ちを忘れないように」と、来場所は15日間、大銀杏で戦う。

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