大鵬の孫・納谷が初黒星 全勝対決に敗れる
2枚
「大相撲11月場所・9日目」(16日、両国国技館)
“昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の三男・西幕下筆頭の納谷(20)=大嶽=が狼雅(雅山)との全勝対決に敗れ、4勝1敗となった。
おっつけ、のど輪で攻め込むが、組まれて守勢。最後は下手に振られ、転がった。
18年秋場所で幕下昇進後、13場所目で自己最高位。“親子三代関取”へ向け、ダメを押すためにも、あと1勝欲しいところ。
付け人を務める大関貴景勝(千賀ノ浦)は無傷8連勝で優勝争いトップを走る。「毎場所、自分のペースがあってこういう人が強いと毎場所、感じている」と、埼玉栄高の先輩を追い、悲願の関取を目指す。