貴景勝が優勝争い単独トップ、自身幕内初の初日から8連勝 照ノ富士は初黒星
「大相撲11月場所・8日目」(15日、両国国技館)
大関貴景勝(千賀ノ浦)が優勝争いの単独トップに立った。この日、北勝富士(八角)を引き落として、幕内では自身初となる初日からの8連勝で勝ち越しを決めた。同じく無敗だった小結照ノ富士(伊勢ケ浜)は大栄翔(追手風)に敗れ1敗に後退した。
貴景勝は正面からぶつかると、機を見ての引きで、相手を土俵にはわせた。
照ノ富士はまわり込む大栄翔についていったが、決着をつけようとしたところで反撃を許し、土俵を割った。
上位陣では関脇御嶽海(出羽海)が翔猿(追手風)を上手投げで退け2敗を守った。関脇隆の勝(千賀ノ浦)は妙義龍(境川)に敗れ4勝4敗となった。
1敗は照ノ富士のほか、平幕の志摩ノ海(木瀬)と宝富士(伊勢ケ浜)。