宇良2勝目 連敗ストップ「押しでもちょっとは通用して自信になった」

 「大相撲11月場所・4日目」(11日、両国国技館)

 2度の右膝手術を乗り越え、18年初場所以来16場所ぶり十両復帰した人気業師の宇良(28)=木瀬=が富士東(玉ノ井)を押し出して2勝目(2敗)を挙げた。

 立ち合い、低く当たって前進。出足一気に仕留めた。2日目の千代の海、3日目の水戸龍に吹っ飛ばされて連敗していただけに安ど。「(内容は)良かった。飛ばされる相撲で自信をなくしていた。自分の押しでもちょっとは通用して自信になった」と話した。

 初日から気持ちは変わらず「その時に応じて全力を出し切ることを意識して頑張りたい」と言う。久々に15日間毎日相撲が取れることに「同じリズムで取り組める。体力的には厳しいけどコンディションは整えやすい」とうなずいた。

 先場所から観客は上限5000人に倍増。新型コロナ感染予防のため声援はないが、宇良には大きな拍手が会場に響く。「(応援が)拍手限定ということで会場との一体感があっていい。何というのか、周りの声が気にならないというか、溶け込んでいる」と、独特の会場の雰囲気を表現していた。

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