「卓球・女子W杯」(10日、威海)
準決勝が行われ、世界ランク2位で東京五輪代表の伊藤美誠(20)=スターツ=は同3位の孫穎莎(20)=中国=に2-4で敗れた。過去2勝5敗の同い年のライバルと1年ぶりの対戦。3ゲーム続けて落とし、2ゲームは取り返し意地を見せたが、中国の次世代エースに苦杯を喫した。
3位決定戦ではハン・イン(ドイツ)を4-0で下し、W杯では自己最高となる3位。「準決勝で負けて、気持ちを切り替えて私らしいプレーができた」と話し、8カ月ぶりの実戦を通して「50点くらい」と自己採点。このまま中国に滞在し、ファイナル(19~22日、鄭州)に出場する。