バスケ女子代表、五輪金の目標不変 進退保留の吉田は引退か…HC「気持ち足りない」

 バスケットボール女子日本代表が9日、オンラインで報道陣の取材に応じた。同代表は5日から東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿中。約9カ月ぶりの代表活動に、トム・ホーバス・ヘッドコーチ(HC・53)は「みんなすごく頑張っているし、選手のエネルギーもすごくいい」と充実感を口にした。

 2020年東京五輪での金メダル獲得を掲げていたバスケットボール女子日本代表。五輪は1年延期となったが、指揮官は「うちの目標は変わってない」と言う。若手選手らを新たに招集し、さらなる戦力アップを目指している。

 一方、五輪の1年延期で長年代表をけん引してきた大崎佑圭が引退。16年リオ五輪で主将を務めた吉田亜沙美は今季所属チームがないが、進退表明をせず“保留”の形が続いている。

 「あの2人が今はいないから、(損失は)大きい」とホーバスHC。吉田については「引退なのかなと思う。2カ月前くらいに話したときは、彼女の気持ちが足りなかった」と言及し「残念ですが。やっぱり、気持ちがなくなったらいいバスケはできないんです。引退とは言ってないけど…」と複雑な思いを明かした。

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