体操の国際大会はトラブルなく終了 森会長ウキウキ「五輪も成功」

 「体操・日米中露4カ国国際交流大会」(8日、代々木第一体育館)

 新型コロナウイルスの感染拡大による東京五輪延期後、日本国内で初となる五輪競技の国際大会が行われた。

 各国選手団をホテルと競技場だけに隔離する「バブル」方式など厳しい感染防止対策を施しながら、大きなトラブルなく、大会は行われた。東京都の小池百合子知事や、橋本五輪相らも観戦。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は「東京五輪も成功する」と上機嫌。来週にはIOCのバッハ会長も来日する予定で「大きな意味がある」とうなずいた。

 ただ、今回は4カ国だけの参加で、観客も日本からのみ。今後、感染者が増え続けている地域からの受け入れや、海外からの観客などまだ多くの課題を残す。また、ロシアの18年世界王者のダラロヤンは「ホテルから動けないのは、選手として困る」、防護服を着て来日した中国の選手からは「飛行機の中は大変だった」と問題点を指摘する声もあった。

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