正代 マイカーOKも貫く“徒歩通勤”「体も温まる」優勝額贈呈式「大きかった」

 「大相撲11月場所」(8日初日、両国国技館)

 初日を翌日に控えた7日、土俵祭り後に両国国技館で優勝額の贈呈式が行われた。秋場所で初優勝した新大関正代(29)=時津風=と7月場所優勝の小結照ノ富士(28)=伊勢ケ浜=が参加した。

 優勝額は館内天井付近に飾られる。正代は「近くで見ると大きかった。国技館の上のところに飾られるのは今でも正直、信じられないくらい」と感激した。

 同い年の照ノ富士とは切磋琢磨(せっさたくま)してきた。「正直負けたくない気持ちはある」と、ライバル視した。

 年間最多勝争いでもトップ45勝で2位の朝乃山(26)=高砂=とは2勝差。「そういうのがついてきたら」と控えめに意欲。1年納めの場所に「ケガもなく勝ち越して終われたらいいかな」とポツリ。初日に向け「(緊張感が)日に日に大きくなっている気がします」と語った。

 大関、横綱は自家用車で国技館内に乗り入れ可能ながら、宣言通りに初日は“徒歩通勤”の予定。部屋から国技館まで歩いて約10分の距離。「ケガすることなければ歩く。体も温まる」と、ルーティンは崩さず、新大関場所に臨む。

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