鍵山優真2位発進「悔しいというのがすごくある」まさかミス連発で動揺

 「フィギュアスケート・東日本選手権」(6日、小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)

 12月の全日本選手権(長野)進出を懸けて行われ、男子ショートプログラム(SP)は、20年ユース五輪金メダリストの鍵山優真(17)=星槎国際高横浜=は71・72点で2位発進した。佐藤駿(16)=フジ・コーポレーション=が81・84点で首位につけた。

 10月の関東選手権では大きなミスなく、シニアデビュー戦にしてSP世界9位相当の98・46点をマークした鍵山。しかしこの日は4回転トーループが2回転になり、後半のトリプルアクセルでも着氷が乱れた。

 演技後は、開口一番「悔しいというのがすごくある」。特に2回転になったトーループについては「練習でもほぼほぼの確率で決まっていた。すごくビックリしちゃって、その後のアクセルにも影響が出てしまった」と動揺した心中を振り返った。

 原因は「絶対成功させないとという気持ちが強かったので、逆に慎重になっちゃったと思う」と分析。「ある意味すごくいい経験になった。課題を残す形になっちゃったけど、明日修正したい」と、7日のフリーへ向け頭を切り替えた。

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