キヤノンが横浜をホストエリアに 22年予定ラグビー新リーグで 田村も「楽しみ」

 ラグビー・トップリーグのキヤノンが2日、2022年1月に開幕が予定されているラグビー新リーグより、横浜市をホストエリアとすることを発表した。横浜市庁舎で会見を行い、2019年W杯日本代表でキヤノンのSO田村優(31)、SH田中史朗(35)らが林文子市長とともに出席した。

 田村は横浜での一番の思い出に昨年のW杯スコットランド戦(日産スタジアム)を挙げ、「横浜でプレーできることを楽しみにしている。W杯を超えるインパクトを与えられるように練習を頑張っています。応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

 新リーグでは初年度から3年はホーム試合の5割をホストエリアで実施することを義務づける方針。キヤノンはニッパツ三ツ沢球技場とW杯の舞台にもなった日産スタジアムを中心に公式戦を開催する。横浜をホームとするJリーグのチームなどとも使用について話し合うという。

 キヤノンは、同時に横浜市でラグビー普及活動や競技者の育成サポートなど幅広く地域貢献を行っていく。田中は「きょうは泣きません」と笑いを誘い、「子どもたちに夢を与えたい」と活動に意欲を見せた。チームの練習は引き続き、これまで活動エリアとしてきた東京都町田市で行い、そこでの地域貢献も継続する。

 昨年のW杯では計6試合が横浜で行われた。林文子市長は「ホストエリアに選んでいただき光栄です。W杯の機運を途切れさせることなく横浜にラグビーを定着させたい」と話し、「キヤノン優勝します」と力強く選手の前で宣伝した。

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