三役復帰の高安、理詰めで稽古 大関返り咲きへ思いも

 大相撲11月場所(11月8日初日・両国国技館)で三役に復帰した元大関の小結高安は31日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で荒磯親方と約15番取った。報道陣の電話取材に「とてもいい稽古ができている。理詰めで自分の形になり、しっかりまわしを引いて前に出るというのを意識してやっている」と話した。

 昨年11月の九州場所で腰を痛めて大関転落が決定。負傷が重なって番付を落としたが、東前頭13枚目だった7月場所から2場所連続で10勝し、再び上位に浮上した。「一回りも二回りも成長してしっかり結果を出し、(勝負)審判の皆さんに評価されるように」と大関返り咲きへの思いを語った。

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