本田太一 ラスト全日本進出決定「できることなら3人で」妹真凜、望結に期待 

 「フィギュアスケート・西日本選手権」(31日、京都アクアアリーナ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)8位の本田太一(22)=関大=は116・36点の合計177・17点だった。演技を終えた段階で暫定1位となり、上位12人に与えられる12月の全日本選手権(長野)の出場権を獲得した。

 本田は、自身が「自分が一番好きな映画」と言う「ショーシャンクの空に」を力強く舞った。冒頭のトリプルアクセルはやや着氷が乱れたが、全体を通して大きなミスはなし。「全体的にまとまっていなかったので悔しい部分はあるけど、まずは全日本選手権に駒を進められて良かった」と振り返った。

 本田兄妹の長兄。今季限りでの現役引退を決めている。妹の真凜(19)=JAL、望結(16)=プリンスホテル=は1週間後の東日本選手(甲府)に出場し、兄と同じく全日本進出を目指す。“ラスト全日本”の切符をつかんだ太一は「こればっかりは勝負の世界なので」といいながらも、「できることなら3人でいけたらなと思っています」。集大成の舞台での“共闘”を願った。

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